コラム「オフ・ザ・ボール」 2010/2/1
コラム「オフ・ザ・ボール」 2010年2月1日
[オフ・ザ・ボール] 投稿日時:2010/02/01(月) 22:33
『気持ちとトラップは前へ、頑張ります』
鹿島アントラーズの内田篤人選手は、今年でJ リーグ5 シーズン目を迎える。入団1年目からレギュラーとなりオリンピック、A 代表と全て不動のレギュラーとして活躍してきた。そんな内田選手が昨年は疲労から体調を崩し、心身ともに苦しい状態だったが、なんとか前向きに乗り切った。
小・中学と指導したコーチは「さぼろうとする姿を見たことがない」。清水東高時代は毎朝5 時に起き朝練に行った。遅刻したことは一度もないという。「フォワードからディフェンスへのポジション変更を含めどんな指示も素直に受け入れ、課題を克服するまで練習をやめなかった」それは、「こつこつ受験勉強をするよう」だったという。
素直な気持ちと、1 日1 日を大切に目の前の課題に取り組んでいく姿勢が、大成する秘訣だとあらためて感じる。
昨年、体調不良が原因で積極性が無くなり、前へ行く意識が消えかけていた時、岡田監督に相手から逃げるなと助言された。その監督へ年賀状に書いたのが冒頭の一文である。
体調を万全にして、W杯で活躍して欲しい。
K.H