大きくする 標準 小さくする

コラム「オフ・ザ・ボール」

コラム「オフ・ザ・ボール」 2010年7月1日  [オフ・ザ・ボール]

投稿日時:2010/07/05(月) 22:24

W杯が佳境に入り、おもしろさを増しているが、決勝T1回戦ドイツ VS イングランド戦でレフェリーの誤審があった。イングランドのシュートは完全にゴールインしたかに見えたが、ノーゴールと判定され、イングランドは敗れた。そのゴールが決まっていれば同点となり、その後の展開も大きく違っていただろう。TVではそのシーンを繰り返し映していた。このようなことが起きるたびにVTRでの判定を取り入れれば、という議論がわき起こるが、今まで導入される事はなかった。その理由は、サッカーではレフェリーの判定が全てであり、また、レフェリーも人間なのだからミスはある、という考え方が前提としてあるからだ。

フェアプレーはそのスポーツに係わる全ての人に敬意を払う、という考えが基本である。味方、相手選手、コーチ、レフェリー、保護者、全ての人を尊重する。対戦相手は敵ではなく同じサッカーを愛する仲間であり、レフェリーも同じである。ミスジャッジをされた側は非常に悔しいし残念だろう。しかし、それもサッカーの一部であると割り切って受け入れ、フェアプレーの精神を貫くことに価値があると思う。


                                           K.H

トラックバック一覧

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル
パスワード: